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2005年03月23日

鉄猿的超身勝手な甲子園の盛り上がり方

長々と自己満足的に書いてみる。

今日から選抜高校野球が始まる。入場曲は「君こそスターだ」。サザンオタクにとっては納得の一曲。キャッチーなメロディラインと、抽象的だが不思議と頭で具現化できる歌詞。昨年の日本選手権前に作った「無駄に脈上げMD」の1曲目にも入れた。

開会式は仕事中だし観ないだろうが、家にいればやはり試合を観てしまうだろう。imon-monkeyだけど、やっぱり野球が日本人にとって色んな意味でNo.1スポーツだと思っている。その中でも、高校野球は全く別のスポーツと思えるくらい、多様で単純なファクターが絡んでくる。毎試合感情移入しては、涙ぐんでしまう。今年は自分の出身大学の付属高が45年ぶりの出場で初日からの登場。勝敗は気になるだろうし、やはり応援するだろう。

しかし個人的な甲子園の思いと言えば、やはり10年前に実際にアルプス席に立っていたこととなる。

アルプス席と外野席の間から球場入りし、グラウンドが眼前に開けた時の圧迫感は今でも覚えている。真紅の鉢巻・襷で締めたら不用意に歯は見せてはいけなかったが、この時ばかりは口が開いてしまった。

応援は、それはそれは不思議な感覚だ。そのためだけに、年中、それこそ汗水たらして(時には血も…)振りを練習し、声をからしていた。そうまでして身に着けた技術と根性で応援を指揮しまとめる、真夏の炎天下に学ランを着て。しかし、周りから大して評価されることも無く、何より、自分達の夏はほぼ完全にナインに依存している、勝手に。その運命に少しでも影響を与えるためとかそんなコトより、とにかく無心に声援を送るのである。ましてや、一時は憧れた夢の甲子園。先輩やクラスメートや幼馴染の一挙手一投足に一喜一憂する(直立不動で、顔は平静を保っているが)。

あれだけ声を出して、純粋にヒトを応援することって、一生のうちでこれから有るのだろうか。感慨深く、物思いにふけってしまう。その年、母校は創立127年、野球部創部はちょうど100周年。選手を集めもしない普通の県立の(県内レベルでは)進学校。夏は初出場だった(春は戦後すぐに初出場初優勝)。次の出場は…90年後?生きてたら応援に行きたくなるんだろうな。

そうこうしているうちに、当時の写真でも見ようかと思うが、止めた。なぜ?大して身長は変わらないのに、当時に比べ体重が20kgも増えた現実を直視することが今はできないから…(47kg→67kg)

投稿者 iron-monkey : 2005年03月23日 03:09

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コメント

こんばんわiron-monkey。
鉄人の皆様、お邪魔します。
懐かしい話題だったので、思わず書き込み。
そうか、あの甲子園はもう十年前か・・・。
すごく感動した夏だったけど、今も鮮明に思い出せるのは
嬉々として暴れまわるエンダンの姿ばかり。
3回戦8回表の「ワッショイ」、アツかったなぁ。

投稿者 しん : 2005年03月25日 21:37

久方ぶり♪元気?キミはいいから、ユカちんは?

イイよね、わっしょい。今でも身震いするよ。轟くってああいうこと言うんだね。ヒトの心をあれだけ強固に熱くさせるコトって、一生に一度は有るのかなぁ。

投稿者 iron-monkey : 2005年03月26日 03:15

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