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2005年05月13日
ジロ・デ・イタリア~第5ステージ~
中盤に3つ山岳ポイントが設定され、多少のアップダウンを繰り返しラストはアップヒルスプリント。今年最長223kmのステージ。
とにかく、とにかく強い!!ディ・ルーカが公約通り、ホームタウンでスプリントを制し今ジロ2度目のステージ優勝!!合わせてボーナスタイムでベッティーニを3"上回り、なんとマリアローザまで獲得!!プロツアー制1年目、白いリーダージャージの上にマリアローザを着たのも勿論史上初。
この日は早々から大人数のエスケープが決まる。昨日の降格処分への抗議も含めてか、マリアローザのベッティーニ自らもこの集団に入る。エスケープはバラバラになりながらも終盤までリードしつづけるが、ディ・ルーカにこのステージで勝たせたいリキガス・ビアンキがチーム一丸で集団を牽引し続け、残り10kmを切って全て逃げを回収する。バッソを勝たせたいCSC等も前に出てくる。
ラストのアップヒルスプリント、ブルセギンがアタックをかけ集団からリードするが、2日前のステージ優勝の時と同じくノエに守られていたディ・ルーカが、これにカウンターアタック!!左から抜き、両手を挙げてのステージウィン!!
ベッティーニはまたもや1日でマリアローザを手放すこととなった。明日以降もインテルジロのボーナスタイムをも使って再度奪回を狙う。
このタイプのイタリア人では、昨年で引退したバルトリと、ベッティーニとレベリンが長いこと牽引してきた。ディ・ルーカ29歳、既にベテランの域に達し始めたが、世代交代で紛れも無くイタリアのエースとなった。
投稿者 iron-monkey : 2005年05月13日 18:55
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