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2005年07月10日

ツール・ド・フランス~第8ステージ~

基本的には平地、ラスト15kmにカテゴリー2級の山岳を登り下ってフィニッシュのステージ。

24歳のオランダの若手、ウィニングが単独エスケープで最後の坂を登って行く。そこに、有力選手で形成された後方集団から、昨年総合2位のクローデンが飛び出し、ウィニングに追いついた。そのまま二人で下りも逃げ続け、フィニッシュはガチンコスプリント!大方の予想はクローデンだったが、たった1cm差でウィニングが勝ちをもぎ取りプロ初勝利!!後方の有力集団は27s差でフィニッシュ、トップはスプリント・山岳・TT全てに長けるヴァルヴェルデ。バレアレスのエースとしての出場、今回のツールは総合狙いか、ステージ狙いか。

今ステージ前半に連続で設定されていた4つのカテゴリ3級山岳を全てトップで通過し、最後の2級山岳も後方集団トップで通過したラスムッセンがこの日だけで一気に山岳ポイントトップに躍り出た。これでデッケル→クローンに続いてラボバンク3人目のマイヨポア。ヴィランクが引退した今年、誰がマイヨポアに固執し狙うかが予想がつかない。このラボバンクの作戦も、本格的な山岳が始まるまでだろう。

マイヨブランも今ステージで入れ替わり、昨年新人賞を獲得したカルペツが奪回した。この日ラストに残った有力選手のいる第2集団32人の中にカルペツも当然のごとく残り、今年は早々に着ることになった。昨日まで着ていたポポヴィッチ、アームストロングのアシストとして働き疲れ、ラストまで集団には残れなかった。

同様にヒンカピーも集団に残れず(残る必要は無いのだが)、昨日までの総合2位から転落。早くも総合上位は有力選手に絞られた。マイヨジョーヌはアームストロングで変わらず。コース途中のスプリントポイントでボーナスタイムを4秒稼いだフォイトがヴィノクロフを2s上回り2位浮上、ヴィノは3位で変わらず。バッソは5位、我等(?)がT-Mobileのウルリッヒ、クローデンは6位、9位につける。やはり今年は、アームストロング、バッソ、T-Mobile三銃士中心で廻っていく。

投稿者 iron-monkey : 2005年07月10日 07:52

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コメント

今年のグランペールはラボバンクかもですね。
モローも思わぬところでいい位置に上がってますか?

今年はウルリッヒに頑張って欲しい、ツガミでした。
2003のようなウルリッヒをもう一度見たいですねぇ。

投稿者 tsugami : 2005年07月11日 02:44

ラスムッセンはどうかねぇ?楽しみなことは確かだね☆

モローは山岳ステージでアタックしまくりよ。
去年、ヴィランクをアシストしてたのには感動だったね…。

鉄猿は8年間、ウルリッヒの活躍を待ち望んでおります。

投稿者 iron-monkey : 2005年07月11日 23:48

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