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2005年07月17日
ツール・ド・フランス~第14ステージ~
遂にツールはピレネー初日。ラスト29kmにカテゴリー超級を登り、下ってすぐにラストに1級の頂上フィニッシュ!
スタート7kmから逃げ続けた集団の中から、超級の登りで トーチュニッヒがアタック!!そのまま一人で山を2つ超え、ジャージの前チャックを閉めるのも忘れ逃げ切り優勝!!オーストリア人ではなんと74年ぶり、2度目のステージ優勝となった。レース直後もわんわん泣き、インタビューでも奥さんと子供の話をしている間にまた泣き始め、表彰も泣きっ放し。
後続の有力集団は、超級の登りでT-Mobileが支配する。アームストロングを守るディスカバリィのアシストは誰もおらず、そんな中ヴィノクロフがアタック!!これを機にアタックの応酬が始まり、集団はバラバラになる。一時はウルリッヒもアームストロングに30sの差をつけるが、フィニッシュ手前でトーチュニッヒを追うのはアームストロング、バッソ、ウルリッヒの3人となる。そしてアームストロングの加速にまずウルリッヒが遅れ、直にバッソが遅れる…。結果、一時は9min有った差を1min以内に縮め、アームストロングがステージ2位に入る。
今日の結果を経て、総合首位はアームストロングで変わらず。2位ラスムッセンは変わらないが1'41"差に広がる。バッソ、ウルリッヒはそれぞれ3位、4位にジャンプアップするが、トップとの差は広がった…。
ちなみにステージ優勝したトーチュニッヒは元テレコムでウルリッヒのアシスト、ステージ5位で総合5位のラボバンクからゲロルシュタイナーに今年移籍したレイファイマーと、ステージ6位で総合6位の今年フォナックに移籍したランディスは元ポスタルでアームストロングのアシスト。強いエースがいる強いチームには、強い選手が集まる。資金力の問題だけでは無いのが面白い。
投稿者 iron-monkey : 2005年07月17日 22:02
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