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2005年07月20日

ツール・ド・フランス~第16ステージ~

ピレネー最終日。中盤にカテゴリー1級、超級の山岳をこなし、下って平地をしばらく走るステージ。大きく差を付けるには最後のチャンス。と言っても難しいが。

序盤から逃げが発生し、順当に差を広げる。1級の登りで後続からアタックしたペレイロが、単独で逃げ集団を追い始める。ここで一緒にアタックをかけたカシェキンが、なぜか観客からカウンターパンチを顔面に受け、鼻から大流血!!医務カーから鼻栓をしてもらい、そのままレースを続ける。

そして超級オービスクへの登り。有力集団はディスカバリィが支配するが、ウルリッヒ擁するT-Mobileとバッソ擁するCSCのそれぞれのNo.2、No.3のヴィノクロフ&クローデン、サストレ&ジュリックが次々にアタックする!!この波状攻撃を追うためにディスカバリィのアシストはスピードアップと脱落を繰り返し、とうとうアームストロングはアシスト無しの丸裸になる。両チームの思惑は成功するのだが、しかしそこまで。有力集団数人で無難に最後の超級をこなして行く…。

トップは、元MTB世界チャンプのエヴァンスが驚異的なスピードで集団を千切り、オービスクを単独で超えていった。しかしそれを上回るスピードで追い上げたのがペレイロ。なんと一人で逃げ集団をごっそり抜いて来た!!

下りで次第にザンディオとマッツォレーニが追いつくが、ペレイロがパンク!!なんとか3人に追いついて、そのまま4人で残りの平地も逃げていく。そしてスプリント。前日はスプリンターのヒンカピーに一杯食わされたペレイロだが、この日はうまく飛び出しが決まり、なんとか初のステージ優勝!!後続は平地で53人にまで膨れ上がり、3'24"遅れでフィニッシュ。大勢に変化無し。ステージ4位に入ったエヴァンスは総合7位にジャンプアップ!!

投稿者 iron-monkey : 2005年07月20日 23:51

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