ツール・ド・フランス縲恆1ステージ縲鰀
平坦な第1ステージ184.5km。途中3箇所とフィニッシュのスプリントポイントとボーナスタイム、更に例え1位通過で3ポイントの4級山岳と言えども山岳賞ジャージの行方、そしてルーラーとスプリンターが狙うステージ優勝に注目。
スタート早々にブイグテレコム2人を含む7人がエスケープに成功。その中からヴェセマンが101.5km地点の山岳を1位通過し今年初のマイヨポアをゲット。この集団はヒュースホーウッドを守るCAに引かれた後続と最大5'近く広げるが、それ以上は差が広がらず、CAとスプリンターを要するチームの思惑通りフィニッシュ前に難無く捕まる。
フィニッシュに向けていつくかアタックはかかるものの、スプリント合戦の様相が強くなる。各チームのエーススプリンターが固まって右フェンスギリギリを行き、マキュアン、ザベル、フレイレ中心のスパートから抜け出したのはカスペール!ツール初優勝!!かつてはフランスの未来を担う期待の若手スプリンターと目されたが、泣かず飛ばずの内にラフランセーズデジュはスプリンター集団と化し、追い出されるようにコフィディスに移籍していた。
やはりスプリントに参加していたヒュースホーウッドだったが、フェンスギリギリを走っていたために観客にぶつかって右腕を深く切る。そのまま集団でフィニッシュはしたが、あまりの流血のために倒れこみ、そのまま救急車で運ばれていった。
更に災難は続き、3つ目のスプリントポイントで3位に入りボーナスポイントを稼いだヒンカピーを総合で2"下回り、マイヨジョーヌを1日で手放すこととなった。新しいマイヨジョーヌはヒンカピー!!やはり狙っていたのか、いつもの濃い髭はレース前に綺麗に剃られていたが、表彰式では既に青くなっていた。
マイヨベールはフィニッシュを制したカスペール。
今年から、チーム賞には色付のゼッケンが配られる。現在は前日のプロローグでディスカバが貫禄のチーム賞。