ツール・ド・フランス?プロローグ?
別に誰から頼まれたワケでもないが、昨年もやったのでなんとなく。自己満足なのであしからず。
プロローグ前々日のドーピング騒動で優勝候補が軒並みキャンセル。7連覇のアームストロングが引退して優勝争いが混沌としてきたのに、更に分からなくなる今ツール。関脇以下で優勝争いをしているカンジ。
そんな今年の幕開け、7.1kmのTTは、ヒュースホーウッドがデカいカラダで踏み倒して優勝。第1ステージ以降のスプリント争いにも加わって、ボーナスタイムを稼いでマイヨジョーヌの長期着用を果たせるか。
2位には1"以下の差でヒンカピー。どうも自分の周りにはヒンカピー待望論が多い。
かつて'90年代ではスプリントに参加するもアシストもおらず、逃げに入って勝利を狙っていた。やがてチームがアームストロングをエースに迎え、平地TTとダラダラ登りの強さからTTTを始めとしてレース通して重要なアシストとなる。チームがツールでのアームストロングを中心としているため、ワンデーのクラッシックでも好きには走れず。更にはアームストロングのアシストと後継のために他チームのエース級が続々加入したため、いよいよ自由には走れなくなっていたが、しかし堅実に仕事をし続けた。近年はアームストロングの強さも至高で安定していたためか春先のクラッシックにも出場していた。そんな縁の下の力持ちが、いよいよ日の目を浴びる。かつてのジャジャのように、ワンデーもスプリントもTTもヒルクライムもイケる真のオールラウンダーは、長年の呪縛を解かれて大爆発できるか?レーシングジャケットのイメージが大きいが、サングラスを外すと案外カワイイお目目をしている。
ヒンカピーに続く優勝候補は、5位にスペインの若きエース・バルベルデ、8位にディスカバ・サボルデッリ、9位に顔がデカいランディス。