初!!富士山登頂!!
麓で15年間暮らしていても、せいぜい5合目から散歩くらいしかしなかった富士山。それが3週間前の「一緒に登る?」の一言で、静岡から離れて10年の時が変わった。大学トライアスロン部同期のJ太郎が嫁さんと登るとのコトで便乗!!初の富士山登頂!!もちろん駆け上がるなんてしません。ハードキャンパーでも登山は初心者なので、御来光もパスして日中に活動。しかしそこは、変態10期で唯一まともに見えるが最もコアなマニアックっぷりを見せるJ太との旅、ただで終わるはずがない…。
アタック開始してまだまだ元気な2人。山頂なんてすぐそこだぜ?♪
金曜、J太の仕事が終わってから、深夜の出発。途中のパーキングで最終確認。
静岡県民は表富士しか富士山と認めません。と言うコトで、初心者向きとの富士宮口をセレクト。混雑期なのでマイカー規制が有り、水ヶ塚駐車場で停車して準備。捻挫・腰痛・膝痛防止のキネシオも貼って万全♪
タクシーで富士山スカイラインを抜けて5合目に着くと、朝靄は一気に晴れて山頂が見えるくらいに☆
午前7時、いよいよアタック開始!!スタートに際し、やり残した3つ。?朝早かったので、富士宮口五合目の焼印を貰えず。?やはり朝早かったのでもっさんの設置した機械でソフトクリームを食べ損ねた。?浪速のモーツァルト似の胸像を撮り損ねた。
何か食料持って行く?嵩張らなくて高エネルギーで…って、やはりカーボショッツ??「決戦みたいでテンション上がってきた」とJ太。初めて食べるりえちゃんはお約束の反応。
山の家で焼印を貰うために、駐車場で買った金剛杖!!まだ六合目の印。どんどん増やすぜ?♪
新七合目で酸素スプレーを吸うJ太。しかし駐車場でも、家でも既に味見済み。
興味本位で買ったパンと水、しめてなんと¥750!!命の味がする。そう、後にそれを更に実感することになる…。
J太と一緒に激写!!大興奮、働く車は漢の浪漫。山の家に荷物を運ぶブルドーザー。
七合目を過ぎたら、次はいよいよ八合目…と思いきや、次は旧七合目…。事前に知らなかったりえちゃんはガッカリ。
おなかが空いたので早くもメインディッシュ…カップラーメン!!お湯を沸かしてコーヒーも飲むぜ?。
沸点が低いのが心配されたが何も問題無し!!あつあつのカップラーメン♪
なんとか九合目。胸突八丁に備え山の家でラーメンとカレーを食べまわす。
遠くから見ると全く雪が残っていないように見えるが、ここは残っている萬年雪。さすがに寒い。
いよいよ寒くなってきたので防寒。
いよいよ上が見えてきた…。
天候は基本的には晴れ。時々ガスが出ては晴れて、の繰返し。晴れた時の雲海がめっちゃ綺麗!!
富士宮口のてっぺんの鳥居をなんとか通過!!やったー!!くたびれたー!!
既に閉まっていた郵便局。ちゃんと葉書用意してたら投函して送れたのになぁ。
登っている最中に植物やら虫やらを写してここが限界と思っては、また上で発見して。ついに上でも蝶を発見。この子は何を食べて暮らしてるんだろう。
神社でお参り。3回撫でると願いが叶う打出の小槌で何を願う…。無事に帰れますように??
これが富士の火口。お鉢巡りは時間が無かったのでおあずけ。
火口淵に沿って、いよいよ山頂へ。最後のこの登りが急な砂で一番辛い!!
3年前に常駐を廃止した測候所。風化する前は下界からも白い点で見えていた。
やっと!やっと日本最高地点3,776mにきたー!!大学1年の美ヶ原での夏合宿、バイクのヒルクライムでダントツ取り残されたJ太と鉄猿が富士山登頂!!
至福の1本。なぜか手持ちが1本しかなく、てっぺんで吸うまで我慢していたJ太。
実は山頂を出発したのは17時。登りでえらい苦戦してしまった…。ガスも有り、次第に暗くなっていく…。帰りは御殿場口、砂走りに備えて、靴の口をテーピングで止める。
七号九勺に着いた頃にはあたりは真っ暗…。山の家も閉まっており、残り唯一の食料、カップラーメンを分け合って食べる。コーヒーも甘くしてエネルギーを貯める。
なんとか砂走口まで到着。ここからは砂の上を駆け下りる!!と行きたいところだが、無音の暗闇で一歩一歩ゆっくり下っていく。ライトで足元を照らしながら、寝ながら歩く。こうなったら、富士宮口の方が早かったかな…。しかしとにかく星空がむちゃくちゃ綺麗!!小学生の頃に富士の麓でキャンプした時以来のまさに満天の星。時には脚を止めてライトを消して上を見上げる。
日付変わって1時、ふらふら寝惚けながら御殿場口五合目に到着!!焼印係も勿論居らず、セルフでラストを押す。やっと着いた?。
なんだか予想外に時間がかかってしまったが、さすが日本一の山、富士山、登って下るだけでもめっちゃ楽しかった。何度も行くヒトの気持ちが分かる気がする。また焼印を増やしに来たいねぇ。
コ メント
ついに登頂か!おめでと?
僕は大学4年間トラ部夏合宿のついでに毎年登り、去年は5度目のアタック。
バイクジャージの軽装で雨降られて逝きそうだったこと、家族に郵便物送ったこと、下り口間違え途中まで登り返して山腹横断したこと...登るごとに思い出ができるね、さすが富士山。
今度は両親や嫁さんと登りたいな?
投稿者: yoichiro | 2007年08月25日 08:14
いやー、疲れたね!
といいつつ、また行ってきたよ?!
ちゃんとキダタロー先生も写してきました。
来年は大砂走ろう!
投稿者: Anonymous | 2007年08月25日 10:42
> yoichiro
富士山、面白いね♪
すぐまた行きたくなっちゃったよ。
鳥取砂丘も行きたいけどね?。
嫁さんと登りたいって…いつだい??
> J太
おつかれぃ!!ってゆーか、1週間も経たずに行ったんかい!!
いやぁ、楽しかったなぁ♪
次回はぜひぜひ走りたいです。
投稿者: iron-monkey | 2007年09月02日 05:52