日本学生トライアスロン選手権
団体10位。関東で優勝して、メンバーの目も11年ぶりの全国優勝に向いていただけに、目標と結果では大きく差があいてしまった。練習していたことも、目標が高かったことも知っている。それだけに周りも期待が大きく、自他共にかかるプレッシャーの中で頑張ったと思う。
以前に比べレベルも上がり、個人ではなく大学単位での強さが目立つ今の学生トライアスロン界。ドラフティングが許可となった6年前に比べ、スイム・ランが強い選手から、3種目全て強い"トライアスリート"が成績を上げるレースになってきた。実力も拮抗し、僅かな差が大きく結果を分けてしまうことも有り、勝つためには運も必要になってくる。しかし今年の後輩達は、運をも引き込む準備をしていただろうか?24時間トライアスリートとして過ごしていたか?練習をしていたのは知っていただけに、コンペティターになりきっていないメンタルも気になっていた。
今年の出場メンバーは全員来年も有る。学生の期間は限りが有る、しかし可能性も大きい。来年、また挑戦できるチャンスが有る。
とにかく今は、おつかれさま。一休みして、また頑張ろう。
学連の大会運営委員長のたにもと。毎年のように裏方でも活躍する後輩達、その姿は今も昔も変わらない。
14時、男子150名スタート。唯一のDNSひびや、来年はここに並ぶことを願う。
インカレ特有のバトルの激しさ。
10名強の第1集団を追う40名程の大集団。その第2集団に入るはじめちゃん。風邪で具合が悪いながらも順当にレースを進める。
スイム1周目(全2周)ではいい位置につけていたみずのは、2周目で遅れてしまい、有力勢の居る第2集団に乗れず、後ろの大集団に残ってしまう。
実力通りのスイムで第2集団に乗ったとやま。バイクは終始集団の最後尾で苦しそう。走力は有っても、狭い道幅での180度ターンを繰り返すコースでは、最後尾では脚を使ってしまい、最終周でちぎれてしまう。
みずのと同じ第3集団に入ったよねちゃんといのうえ。様変わりしたバイクで集団内で最善策を取るよねちゃんに対して、終盤で中切れを起こしてちぎられたいのうえ。
そーたも第3集団に入る。大集団とは言え、集団内に4人も居れば他大と協力する術も有ったかもしれない。
第2集団のくりととはらくん。スイムを良い位置で上がり大マラソン大会に備えるくりと、関東も制した圧倒的なバイクで一人で前の集団に追いついたとはらくん。
こーぞーも第2集団。得意のバイクでも集団が大き過ぎてコントロールできず。
常に第3集団の先頭で機を伺うこむろくん。前を追いたいが巧く賛同者を得られず。
第3集団の従弟しげ。1年間チームを引っ張ってきたキャプテンは確実に成長を見せていた。
レース前から具合が悪く、フィニッシュ後も寝込んでしまったはじめちゃん。同期さわだからの順位を聞いて、2年生ながらエースの自覚を背負って意地で走りぬく。しかし上位に食い込むには調整という点でいま一つ。22位。
第3集団から、少しでも団体のタイムを縮めようと顔を歪めるよねちゃん。バイク強化が得意のランの発揮に繋がったが、この日できることは全てやりつくしての38位。
夏に入り、神経系の持病が酷くなっていたみずの。全て実力通りならこの位置でレースする選手ではない。自らで逃げ道を断ち、言い訳をせずにここまでよく頑張った。悔しい48位。
夏を自他共に認める絶好調で過ごしたそーた。それだけにマイナス要素を減らしていければもっと速くなるはず。そつないレースからの脱却のヒントは得たと思う。73位。
1年生ながら綺麗にまとめるレースをするいのうえ。バイクでちぎれてからランで粘った。1年生でこの経験をしたことは大きい。まだまだ来年以降に期待大。78位。
大飛躍のチャンスを集団からちぎれたことで逃がしてしまったとやま。これだけ期待を受けて、これだけ楽しみ、これだけ悔しんだレースは初めてだと思う。少し変われば大化けできるはず。91位。
後半にどんどんペースを上げ、見事第2集団から5位入賞に食い込んだくり。
直前の体調悪化で45位と停滞し、悔しさの残るレースとなったこむろくん。
キャプテンとしてチーム最先着のしげは60位。
ショート用のランができなかったこーぞーは65位。
最後の後輩を見送るかとちゃん。遠い地で一生懸命の後輩達を応援する姿勢は皆変わらず。
各大学の旗を背負っての表彰式。その顔は誇らしい。
おぉ!!ビックリした?。久々、後輩やすふく!!神戸からわざわざ応援に来てくれていた。後輩達の活躍に刺激されレースにもエントリーしているようで(内緒だったっけ?)。顔を出せなくても、後輩達が気になっているOBOGはいっぱいいる。
いいチームになってきました。また一年頑張ろう、Team J.。選手も応援もおつかれさまでした!!