国技館なら桝席でしょう。
バレンタインデーは両国国技館で。とはBI砲の時代から言われているとかいないとか。とにかく久々のプロレス観戦、前回の観戦は4年半前の後楽園"遊園地"、前回の国技館は確か5年半前のG1。
前々から興奮冷めやらぬ鉄猿・鉄猿弟と、「前回の観戦は小学生の頃に観たジャガー横田」なもっさんと、近所にお住まいのばしじゅんと一緒に。開始前から予習するプロレス初心者ばしじゅん。今シリーズのパンフレットの表紙は、同世代のかつてのジャンプ愛読者なら心を熱くさせられたにわのまこと先生♪
第1試合から面白いカードが並ぶ。消化試合でも、長州さんがプランチャで飛べば大歓声、バーナードがちゃんと担いでから倒れる。
休憩前ラスト。レフェリーのブラインドをついてTAJIRIがグリーンミスト噴射、それを見て「永田さん顔色悪いじゃん!レフェリー気付いて!」ともっともな声援を送るばしじゅん。
休憩中にはミラノの引退セレモニー。怪我が原因なので正真正銘の引退。華がある選手だったねぇ。校長に楽さん、それに車椅子のハヤブサまでかけつける。
ハードコア免疫が有っても無くても、さすがに目の前でパイプイスでの殴り合いは壮絶。
デビュー時から大好きな矢野くん、最近ははさみを振り回す。試合前のVTRでタナに向けて「お前のせいでみんな髪切られちゃってるぞ」と責任転嫁な発言に、初見のもっさんもすっかり虜。場内の黄色い声援を全く意に介さず、ヒールの名を絶叫する男4人。試合に負けてもタナの髪を切る矢野くんの名を退場まで叫び続ける。
予想外に既に喉を痛めるも、メインでは中西のアルゼンチンにマッケンローにジャーマンに大熱狂!!コーナーにとりあえず登ってチャンピオンにお尻向けたまま次の技を考えてしばし止まっても、ストレッチマフラーで逆の脚を持ってしまって持ち直しても、もうどんな行動とっても関係無し。マナバウアーで場内揃ってのカウントも決まらず、中邑が防衛。
どえらく疲れて全試合終了。ミラノの最後のサイン会を覗こうと思うもあまりの混みっぷりに断念。しかしTAJIRIは外で普通にファンサービス、さすがメジャーリーガー。
せっかく両国なんだし…と、絶叫で消費したエネルギーをちゃんこで補おうとするも、そこまでも辿り着けず、手近に肉をかじりながら、まだ「やのー!!」。