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日本デュアスロン選手権

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修善寺にデュアスロンが帰ってきた!!ということで、今年の日本選手権はサイクルスポーツセンターにて。ただでさえアップダウンの激しい難コースに加えて、極寒の風雨のコンディション。フォーマットも距離を縮めての開催。

そして何を思ったか、登り大嫌いなのに出場、勿論一般の部で。R5km/B10km/R5kmで全て5kmコースを順周りで周回。結果も手応えも散々、ランもバイクも登りがカッスカス。対して同郷たはら先輩は故郷に錦を飾る大激走!!カッコ良かった?。

ま、ペラッペラな私は置いといて、メインは学生選手権も併設の日本選手権の応援!!

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一般の部に一緒に出場の後輩とやま。風邪をおしての出場とは言え、練習してないねぇ。器用にこなせるだけに、停滞もするだろうけど、大化けできる可能性も持ってる。

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一般には初レースこーくんも。初レースでこのコンディションはしんどかっただろうけど、これを経験しておけばもうさほどのコトではビビらないはず。

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地元の友人で、中学の頃にマラソン大会に一緒に出た、ロード1年生の新婚のりちゃんが応援に来てくれた。国内屈指の難コースに極寒風雨のレース、普通なら見ているだけでヒク状況ながら、読み通り「一度出てみたい!!」とのコト。嬉しいねぇ♪誘ってよかった!!もちっと私が速ければ応援も楽しかったとは思うけど…。でも結局全レース楽しそうに観てくれたしね。今度は一緒に出るぞ!!

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午前の一般より更に寒くなり、雨も風も強くなった昼過ぎ、日本選手権スタート。同スタートの学生選手権にはみずの・つゆき・よねちゃんで臨む。ひびやのメニューの成果を出せるか?!

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やはり日本選手権も、R5km/B20km/R5kmと距離短縮。スタート直後から恒例のくりの飛び出しの後、中盤にはいつものメンバーで第1集団が形成。やすおさんは遅れてしまうとしても、ココにいいぼしくんが入って来れず苦しそう。

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第2集団の頭でランを終えるみずの。つっぱしれー!!

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バイクでラップされるとDNF、しかしそれ以上に低体温症でリタイアする選手が続出。下りコーナーにバンクがついていて、雨天でもスピードが出し易いコースとは言え、やはりスリップには慎重になってしまう。バイクで一人逃げるもりさん、それを追うやすおさん・くり達から、うらも遅れてしまう。

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いつもはぺろんぺろんなバイクで飛ばすよねちゃん。いけいけ?!!しかし、レース後の開口一番「試走が必要でした」。難しいから試走は必須だというのは前々から周囲に言われ続けたこと、寒さも分かっていたはず。メンタルも含めて用意が足りてなかったね。今回はよねちゃんの中でそれまでだったというコト。シーズン中は、自分を捧げる重さをもっと感じれば、自ずとやるべきコトは見えてくるはず。

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もりさんリードのまま第2ランへ。しかしバイク終盤で後方から飛び出したくりが急激に差を詰めてくる!!ただでさえキツいのに、低体温、痙攣と、文字通りバタバタと選手が倒れる中、ストラップが上手く外せないメットを被ったまま駆け出すくり。スピードが違う!目が違う!!安泰と思われたもりさんのアドバンテージもみるみる無くなり、ついにくりがトップに出て独走!!一気に駆け抜け、涙の優勝!!日本チャンピオン!!観る者を引き込むその気迫、若さ関係無く、覚悟が伝わってきました。おめでとー!!学生の優勝って、もしかして'96の先輩ばばさん以来?!

第2ランも前へ前へ進み続けたやすおさんが、もりさんを最後にかわして準優勝!!まさに死闘のレースでした。バイクで大きく遅れてしまったうら、しかし第2ランはラップ1位の意地の走りで4位。誰がどう動こうが、やはりレースはこの男を中心に動いているのは確か。チャンプうらは死んでないぞ!!

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学生最終レースのつゆきは完走。トライアスロン部が辛い時代もずーっと縁の下で支え続けた男が、最後に走りきってくれました。同期いなばも応援に来て、最後の最後でみずの倒し!!4年間おつかれさま。

みずのはバイクの下りで低体温にかかり、バイク終了時点で倒れてリタイア。序盤はかなり好位置だっただけに残念。悔しいねぇ、悔しいけど腐っちゃダメだ。って言われんでも分かってるか。かと言って、いい加減ガシガシだけではダメ、心底精神的にも冷静と情熱の間で。

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寒かった?といつも通りおどけるくり。「たまたまです」と謙遜するも、その「勝つ」という覚悟は誰よりも確固たるものだった。¥100のキッチン用ゴム手袋は、彼特有のひょうきんだと思っているヒトは絶対に勝てない。ウィンターロードでコースを確かめ、寒さも実感していたからこその選択。名実共にエース栗原が新王者!!

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缶コーヒーでも至福を感じる帰りに、応援してくれたkodoくんとうらと、うなぎを食べながら、デュアスロンの現状を話し込み、ついつい大きな声を上げてしまう。

こんな天気だったからか、高速もさほど混雑せず。人間・うらの心情に凡人ながら肯き、冷たい雨の夜が更けていく…。長い大変な一日でした。雨に晒され続けた大会スタッフもおつかれさまでした!!落車が無かったのがホントに良かった?。

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