日本デュアスロン選手権
朝から東名が通行止めで焦るも、なんとかスタートに間に合い、うらへのお届け物も間に合う。
午前中はエイジ。メカニックだったり、選手で出場だったりと、大忙しのまつだ。
昨晩、一緒に呑んでいたたはら先輩。いつでも元気で年代別優勝。さすが地元の星。
昼過ぎからエリート、10km/40km/5km。まずは女子がスタート。みやざわさんがスタートから飛ばし、一時は後続に大きく差を付ける。
ラン終盤にはおおまつさん・さわださんが追い付き、バイクへ。約30秒後にひでこちゃん。
連覇を目指すさわださんは、インナー*ロー3枚に入らないメカトラで、序盤から大きく離れてしまう。勝負の行方は、日本女子トライアスロン界を代表するバイクの強豪・おおまつさんとひでこちゃんに絞られる。先頭を行くおおまつさんは快調に飛ばし、周回遅れ→失格となる選手を次々と生み出す。しかしそれを上回るスピードでひでこちゃんが追い上げ、中盤ではトップに立つ。2人ほぼ同時にバイク終了。
トップ2のハイスピードで、結局女子は出場15人の内、9人がラップされ失格。最終周に第1ラントップのみやざわさんも食われる。
バイクから降ろされた教え子を迎えに行きながら、アドバイスを送る同期はすぬま。
トップ2人は第2ランスタートもしばらく並走するものの、中盤でひでこちゃんがスピードを上げ、そのまま日本選手権初優勝!!2位おおまつさん、3位には最後まで折れずに走ったさわださん。
女子の数分後に、男子も並行してスタート。スタートから飛び出すすえおか。
先頭集団にすえおかも戻り、シリーズ連覇中うら・前回覇者くりを含む、やすおさん・もりさん・ふじさきくんの6人で進む。はまくんはここに入れず。
第1ランラストのアップダウンでもりさんアタック!!やすおさんとうらが続き、若手3人がここで僅かに遅れる。
先頭3人は最初こそ一緒に行くが、後に下がる気の無いもりさんが、あっと言う間に先頭独走。時には1周5kmで2位うらに30秒差を広げる。そのスピードにより、46人出走で完走はたった7人。
今年のロードのヒルクライム大会で軒並み圧勝を続けたもりさん。並走したうら曰く、シッティング一辺倒だった今までに比べ、明らかにダンシングが増えたそうで。後で聞いたらやはりスタイルを変えたそうで。自分のスタイルを変えてまで強くなるには、そうとうな覚悟と練習が必要だったはず。
最終的に、後続に5分近くの差をつけてバイク終了。「修善寺で勝つ」というその思いが大一番で見事に爆発。
後続もそれぞれ単騎で走る。もりさんを必死に追ううら。後続は離すものの、先頭とは差が開く一方…。しかし諦めない!!
バイク終盤でやすおさんをパスして、3位に上がったくり。前回の悪コンディションでの優勝はラッキーではない、それを証明するために狙った連覇、しかし今回は前2人には追いつけなかった。強豪と言うレベルではなく、立派な優勝候補としての今シーズン、まだまだ期待の3位。
44歳大ベテランやすおさん。魂剥き出しのその走りに声援一番人気!!くりに抜かれはするものの、後続からは大きくリードを保ち、そのまま4位入賞。
若手の台頭と前回のくりの優勝で、開きかけていた時代の扉。そんな扉を強引に閉じたもりさんの圧勝!!日本選手権3勝目!!
もりさんに、「修善寺で勝つ」という意地の差で負けた、と言ううらが2位。王者として、どんなステージでもあらゆる挑戦を受けるが、この日本選手権での勝利への固執の差が、完敗の結果となった。しかしまだまだ強くなる気満々!!全てを迎え撃つ完全王者へ!!
併設の学生選手権、しかし完走は男子2人に女子1人。厳しいコースで厳しい結果となった。
表彰式が終わる頃にはすっかり夕方。よし!鰻だ♪一杯やって饒舌なうらを乗せて帰る。長い一日終了~。いいもの見せてもらいました。