連休最終日は雨。夕方に渋谷で江戸前会議。会場も地盤沈下等々でえらいこっちゃみたいです。

夜の渋谷駅前。フルパワーのライトアップ再開はいつかな。田舎者にはこれくらいでも充分なんだけど。

夜にかわせさんに会いに行く。被害の大きかった南三陸町からご実家に一時避難してきて1週間ほど。人出が足りないということで町に戻るそうで。置いてきた年代物LOOK用に、スペアのチューブラータイヤをお渡しする。

海辺の職場。地震後に車で逃げようにも、道路は波打ってるし、既にタイヤが空転して動かないしで、徒歩で近くの高台に避難。実験データも何もかも流していった津波、音が凄かったそう。翌日午前中まで津波は続く。地震直後にご家族と連絡は取れたが、その後は電話も何も通じず。家が海から離れているとは言え、山も下りられず、とにかく不安だったそう。やっと家に帰り、ご家族の無事を確認。更に翌日、一時避難のため東京に戻る道中、やっとご実家と連絡が取れ、トライアスロン部にも無事の報せが届く。

15年前のプールサイドコートを着て現れたかわせさん、着の身着のままを物語っている。震災の町を見ても信じられなかったそうだが、灯りの有る東京の景色も嘘みたいだと。向かいのマンションを4階を見ながら「あそこまで津波が来たんだから…」と。

やはり避難されてきていた方と一緒に、町に戻る。安否確認が取れなかった時も、同期のごっつさん・よーへーさんがめちゃくちゃ動いてくださった。今回も携行缶を集めるのにトライアスロン部OBOGが協力。荷物に制限が有るので、せめてにと自分も、大量のフィニッシャータオルとTシャツをお渡しする。使わなかったら薪に使ってください。

未だ現地とは連絡が取りずらく、何が必要かも分からない。仕事で住み始めた町で、特に身寄りが有るわけでもないが、はいサヨナラというわけにはいかない。足手まといにはなりたくないが、戻らないと。

ベビーフェイスでひょろっとしたかわせさん、しかしどんなことでもいつも飄々とやってのけてしまう先輩。次はいたずらっ子の顔で"気の送り合いっこ"を久々にやるんですから、気を付けて行ってきてください!!

東北へのドライブと言えば!!と、ピスタチオも渡して。