こうして肥やしとなっていく
週末に祖母の誕生日祝で外食。コースのラストのスウィーツをCremet d'Anjouとやらを頼む。予想通りの美味。
そんなスウィーツ三昧な日を重ね、更に先々週末の落車以来運動を怠けていたら、1週間でカラダが凄いことになってきた。冬なので助走はついていたのが一気にダッシュして大増量。「そんなでもないじゃん」と言う方もいるが、ワタシ、脱いだらスゴイんです。顔痩せがすぐするだけで、それに「痩せ」ではなく「やつれ」の場合も多いし。
しかしこんなんじゃ今週末の撮影に間に合わない!!と言うコトで、必殺・走り溜めの通勤ジョグ。いやいや、勿論主な目的は、前日の西内さんのセミナーの復習のため。
セミナーを受け、ランの理論が勉強になったことは言うまでもないが、指導者としても多く学んだセミナーだった。運動において特効薬は少なく、練習を重ねて動きを覚えなければならない。ましてや感触やタイムで実感しないと指導される側は半信半疑で続けるしかなく、途中で断念する場合も。長期で指導できたり、泣く子も黙る実績やカリスマを持っていれば、半信半疑でもその練習を続けさせることは可能だが、それがたった数時間の講習で、指導される側の心を掴み、その場で良さを実感させ、後に実戦に繋げられるように身に付けることを促すことも忘れず。自分にそんな指導ができているか、指導される側に立って改めてみる。ん?何言ってるか分かり難いって??いいんです、自己完結で納得してますから。
そんなこんなで、セミナーの内容を反芻しながら片道18km。朝は走りたいように走るが、夜の帰宅時はとにかく人ごみを避けるルートを辿る。患者としてしか行ったことのないキャンパス、一昨年命を救われた病院の前を通るかなり快適なルートを発見して、オリセンに差し掛かる。その頃、不意にヤツが襲ってきた。そう、内なる悪魔が。早急に排除しようとオリセンに寄ることを考えるが、閉じかけの門はそれを許す気配は無く(言えば勿論入れてくれたろうけど)、先に有ったと記憶する小さな公園内に厄除け所が有ることを祈りながら歩を進める。この辺りで侵攻を少しでも抑えるために、ジョグからウォーキングに切り替える。汗が妙に寒く感じ始めた頃、左前方に眩い光が。あぁ…駐車場にありがたい施設が備わっている…。歩を早め、いよいよ厄除けとなった。しかしホッとしたのも束の間、またもや危機が襲う。そう、厄除けの札が備わってなかったのだ。更に、入り口で見た「事務所にて¥300で販売中」の謀略にはまる権利すら持っていないのである、なぜなら、所持金が¥21だから。一つのコトを諦めることで、知的生命体として大事なコトを諦める覚悟をしかけた時、ふと思い出した、「治療用具を持っている!!」。そう、落車傷の治療のために、ガーゼを持っていたのだ!!勝った!俺の勝ちだ!!消毒液で意味無くコールド勝ちまで持ち込もうかと思ったが、それは自粛しておいた。辛勝という結果で闘いを終え、帰路に復帰すると、暖冬以上に温かな風が吹いていた。
コ メント
>ん?何言ってるか分かり難いって??
いや、ようわかるよ。
ぼくもね、誰かを指導する機会がないにしても、指導者の指導法も見たいがために受講するセミナーとかではなるべくもうひとつの目を持つようにしてる。
投稿者: yoichiro | 2007年02月06日 14:02
初めて出た数年前の浦安ハーフの残り4km地点で僕もヤツに襲われたよ。
おかげでペースは上がり、なかなかのタイムが出た記憶があります。
ゴール後も走り続けましたけど・・・
投稿者: サニーコアラ | 2007年02月06日 19:09
> yoichiro
勿論内容も聞いてるんだけど、注意散漫なのか、そういうのも気になってしまうんだよね。
やっぱり経験が少ないのは仕方ないから、日々是勉強ですわ。
> コアラさん
みぞれの中のクロカンに半裸で出たら、
フィニッシュ後も走り続けて、なかなか帰って来れませんでした。
投稿者: iron-monkey | 2007年02月06日 20:47
快適ルート、今度教えてください!
ところで、夜の厄除け所って入るのに勇気が入りそうですね(そんなこと考える余裕ないか)。大人なんだから所持金\21ていうのはお願いだからやめてください?。
投稿者: kick | 2007年02月07日 12:06
え…kickさんに快適ルートを聞こうと思ったとこなんですけど…
kickさんが東京マラソン終わった後にでも、燃え尽き症候群防止のために
一緒に帰宅ジョグしません?
金町・駒沢が有るんで、月曜しか無理なんですけどね?。
投稿者: iron-monkey | 2007年02月08日 16:30