メイン

2006年07月08日

ツール・ド・フランス縲恆6ステージ縲鰀

序盤に3級山岳が1つ、スプリントポイントが3つの極平坦な189km。

序盤からマイジョーヌのボーネンやヒュースホーウッドを含む18人のエスケープ集団が出来るが、大集団が放っておくわけがなく、協調性も無くなり次第に吸収される。この集団から抜け出したのは3人、前日に総合ビリを抜け出した今ツール最重量95kgのバックステッド、フランスチャンピオンジャージを着たブラール、地元のジェラン。ディ・ルーカもリタイアし、ここまで良いトコ無しで宣伝材料の無かったリキガス、しかし「体重95kgのトッププロでも乗りこなせる、軽くて強いFG LITE」、コレで充分??

きっちりと協力体制を取って逃げ続けた3人だが、やはり集団の計算通りで残り4kmで捕まり、見事なまでに連日のスプリントへ。各エーススプリンター同士の戦いは、またもやマキュアンが制す。最初の1週間でスプリント勝負になった5ステージで3勝、山岳以降は失速するが、それまでは無敵な状態が続くか。

3位に入ってまたもやステージ優勝がならなかったボーネンはマイヨジョーヌは守る。マキュアンは総合でも12"差の2位に上昇。ポイント賞争いも順位こそ変わらないものの、マキュアンがボーネンに10ポイントに差を広げる。

エキサイトは無いものの、山岳賞はピノーが依然確保。

動いたのは新人賞のみ。ヴァグルナールが最初のスプリントポイントをトップ通過してボーナスタイムを稼いだため、3日間フォーテンに渡していた白ジャージを奪い返した。

ツール・ド・フランス縲恆5ステージ縲鰀

4級山岳が4つとスプリントポイントが3つの225km平坦ステージ。

今ツールは驚くほどベタな平坦ステージの展開が続くが、この日も変わらず。途中の山岳ポイントでチョコチョコと1ポイントずつ稼いだピノーがマイヨポアを翌日も確定させる。超級1位通過で一気に逆転される程度のポイント数ながら、マイヨポアを着続けるのはメディア的には効果大。

やはりバンチスプリントとなったフィニッシュは、集団右から抜け出したフレイレが、世界選を3度制した脚を疲労し、誰も寄せ付けないリードを保ちステージウィン!!ボーネンはまたもや2位。

フレイレはボーナスタイムで17"差の総合3位にジャンプアップ。ポイント賞でも7ポイント差の3位に。ボーネンはマイヨベールのマキュアンに1ポイント差まで詰め再びイエロー&グリーンジャージを狙う。

2006年07月06日

ツール・ド・フランス縲恆4ステージ縲鰀

序盤に3級、4級山岳を一つずつこなし、後半にスプリントポイントを3つこなしながらフランスに帰る平坦な207km。

集団は昨日までのC.A.からクイックステップが支配。ボーネンは黄色と白基調に虹色が入った特注パンツを履いての出走。

マイヨポアのピノーはスタート13km地点の3級山岳をトップ通過し、明日までの着用を早々に確定させる。

やはりアタックは続くものの、クイックステップとスプリンターを擁するチームにレースは支配され、フィニッシュは絵に描いたような集団スプリントに。各チームエーススプリンター同士のガチンコ、ここでど真ん中から抜け出したのはマキュアン、そのままツール通算10勝目を飾る。この結果を受けて、ポイント賞でもボーネンを上回り、マキュアンがマイヨポアを取り返す。

ボーネンは4位に入ったが、総合で2位ロジャースと1"差は変わらず。しかしマイヨジョーヌは守る。

ツール・ド・フランス縲恆3ステージ縲鰀

平坦が続く序盤の第3ステージ216km。ルクセンブクルをスタートし、ベルギーを通り、オランダでフィニッシュ。平地ステージとは言え、後半にカテゴリー3級が2つ、4級が3つと山岳をこなし、ラスト2kmの勾配のきつい3級をクリアしてフィニッシュするレイアウト。

やはりステージ優勝を狙って断続的にアタックが続くものの、決定的なモノは無し。逃げに入っていたピノーが山岳ポイントを稼ぎ、この日1ポイントも取れなかったデ・ラ・フェンテからマイヨポアを奪取!

前日まで16"差の7位につけ優勝候補に大きく名乗り出ていたスペインの若きエースバルベルデが落車で鎖骨を折りリタイア。シーズンここまでプロツアージャージを着て、ツールでの活躍も大いに期待されたが、それどころかシーズン後半の影響も気になる。

ステージの行方は、やはりラストのカウベルグの登りをトップ通過したケスラーが、前日に続いてそのままエスケープ!スプリンターを擁するチームが前日のデジャブを狙って追うが届かず、僅か5"差でケスラーが咆哮のビッグウィン!!追走集団は、ケスラーが追いつかれた場合に備えていたロジャースが並み居る名スプリンターを抑えて、T-Mobileの1,2フィニッシュを決める。

同チームのウルリッヒとセビリアが出場停止となり、チームは不出場を検討したが、ウルリッヒの「リベンジしてくれ」の言葉に出場に至った。まずはチーム1勝、そしてクローデンを中心としたT-Mobileの進撃が始まるか。

総合の行方は、前日までトップと5秒差につけていた2位のボーネンが、ヒュースホーウッドが参加できなかったフィニッシュのスプリントで集団3位に入りボーナスタイムを稼ぎマイヨジョーヌをゲット!!昨年の世界選手権覇者は、虹色ジャージの上から黄色ジャージを着た。そしてポイント賞でも、昨日までトップのマキュアンがスプリントに参加できずに遅れたため、ボーネンがイヨベールまでゲット!!ミュゼーウの後継者は、クラッシックだけでなく、ステージレースのスプリントでも王者の風格を早くも醸し出している。

2006年07月04日

ツール・ド・フランス縲恆2ステージ縲鰀

今ツール2番目に長い223km。と言えども序盤に3級山岳2つ、後半に4級山岳3つが続くステージ。前日に集団から大きく離れていたディ・ルーカが不出走。

序盤から逃げつづけたデ・ラ・フェンテが山岳ポイントを加算していき、最後の4級でヴェセマンが維持で1位通過するもデ・ラ・フェンテが2位通過し、マイヨポアをゲット!ヴェセマンは1日でジャージを手放すことに。

4級と言えどもラスト16kmと13.5kmに続いたヒルクライムで先頭集団は小さくなる。失意のヴェセマンも後退。その中からケスラーが一人で飛び出し、大集団を背に大勝利を求めてひた走る。しかし残り200mを残してスプリント体制に入っている集団に無念にも追いつかれる。

集団はアシストを一人残していたザベルが右からまくる展開。前日のトラウマからか、離れて左からヒュースホーウッドがスプリントをかけるが、ザベルの後ろから移ったマキュアンが斜行気味に被せ、そのままマキュアンがステージ優勝!!押し出されバランスを崩したヒュースホーウッドは左足がペダルから外れ、ラストを右足のみで漕ぎ3位に入るが、マキュアンを指差して何か叫ぶ。解説も「マキュアンだからしょうがない」とのコメント。妙に納得。

しかしこのボーナスタイムと途中のボーナスで、ヒュースホーウッドが再びマイヨジョーヌを奪取!!1日天下だったヒンカピーは敢えてスプリントには参加せず。危ない橋は渡らないのはさすがディスカバ。

マイヨベールはフィニッシュを制したマキュアン。僅差でヒュースホーウッドが続く。

ツール・ド・フランス縲恆1ステージ縲鰀

平坦な第1ステージ184.5km。途中3箇所とフィニッシュのスプリントポイントとボーナスタイム、更に例え1位通過で3ポイントの4級山岳と言えども山岳賞ジャージの行方、そしてルーラーとスプリンターが狙うステージ優勝に注目。

スタート早々にブイグテレコム2人を含む7人がエスケープに成功。その中からヴェセマンが101.5km地点の山岳を1位通過し今年初のマイヨポアをゲット。この集団はヒュースホーウッドを守るCAに引かれた後続と最大5'近く広げるが、それ以上は差が広がらず、CAとスプリンターを要するチームの思惑通りフィニッシュ前に難無く捕まる。

フィニッシュに向けていつくかアタックはかかるものの、スプリント合戦の様相が強くなる。各チームのエーススプリンターが固まって右フェンスギリギリを行き、マキュアン、ザベル、フレイレ中心のスパートから抜け出したのはカスペール!ツール初優勝!!かつてはフランスの未来を担う期待の若手スプリンターと目されたが、泣かず飛ばずの内にラフランセーズデジュはスプリンター集団と化し、追い出されるようにコフィディスに移籍していた。

やはりスプリントに参加していたヒュースホーウッドだったが、フェンスギリギリを走っていたために観客にぶつかって右腕を深く切る。そのまま集団でフィニッシュはしたが、あまりの流血のために倒れこみ、そのまま救急車で運ばれていった。

更に災難は続き、3つ目のスプリントポイントで3位に入りボーナスポイントを稼いだヒンカピーを総合で2"下回り、マイヨジョーヌを1日で手放すこととなった。新しいマイヨジョーヌはヒンカピー!!やはり狙っていたのか、いつもの濃い髭はレース前に綺麗に剃られていたが、表彰式では既に青くなっていた。

マイヨベールはフィニッシュを制したカスペール。

今年から、チーム賞には色付のゼッケンが配られる。現在は前日のプロローグでディスカバが貫禄のチーム賞。

ツール・ド・フランス?プロローグ?

別に誰から頼まれたワケでもないが、昨年もやったのでなんとなく。自己満足なのであしからず。

プロローグ前々日のドーピング騒動で優勝候補が軒並みキャンセル。7連覇のアームストロングが引退して優勝争いが混沌としてきたのに、更に分からなくなる今ツール。関脇以下で優勝争いをしているカンジ。

そんな今年の幕開け、7.1kmのTTは、ヒュースホーウッドがデカいカラダで踏み倒して優勝。第1ステージ以降のスプリント争いにも加わって、ボーナスタイムを稼いでマイヨジョーヌの長期着用を果たせるか。

2位には1"以下の差でヒンカピー。どうも自分の周りにはヒンカピー待望論が多い。

かつて'90年代ではスプリントに参加するもアシストもおらず、逃げに入って勝利を狙っていた。やがてチームがアームストロングをエースに迎え、平地TTとダラダラ登りの強さからTTTを始めとしてレース通して重要なアシストとなる。チームがツールでのアームストロングを中心としているため、ワンデーのクラッシックでも好きには走れず。更にはアームストロングのアシストと後継のために他チームのエース級が続々加入したため、いよいよ自由には走れなくなっていたが、しかし堅実に仕事をし続けた。近年はアームストロングの強さも至高で安定していたためか春先のクラッシックにも出場していた。そんな縁の下の力持ちが、いよいよ日の目を浴びる。かつてのジャジャのように、ワンデーもスプリントもTTもヒルクライムもイケる真のオールラウンダーは、長年の呪縛を解かれて大爆発できるか?レーシングジャケットのイメージが大きいが、サングラスを外すと案外カワイイお目目をしている。

ヒンカピーに続く優勝候補は、5位にスペインの若きエース・バルベルデ、8位にディスカバ・サボルデッリ、9位に顔がデカいランディス。