前述の通り、関カレ団体二連覇!!
予選通過も、かつての隆盛を見るような人数。本選に出たいと心底思っていた選手が、自分を信じて努力を怠らず、他の部員に引かれて引き摺って、高みに辿り着いた結果。昨年以上にチーム総力戦での優勝。偉そうだけど、よくここまで頑張った!!
偉そうついでに、ここで敢えて一言言うと…今回の結果は"運が良かった"とは言わない、実力通りの強さでの圧勝。しかし昨年の本選では、やはり実力通りの結果だったにも関わらず、どこか"運が悪かった"と思っている節が部の中に見えた。もしそうだとしても、その運の悪さは自らが引き込んでいたようにも見えた夏だった。
ドラフティング不可の予選と、ドラフティング許可の本選は、全く別の競技。その競技への準備は勿論のこと、それと同等に、コンペティターとしての心持ちをより研ぎ澄ませていくことも大事にしてほしい。それは私の押し付けではなく、君達が口にしている言葉の大前提に有ることだから。努力しているのに、有名無実な行動で台無しにしているのを、傍らで歯痒く見ているのは結構心苦しいのよ。
まずは美味しいモノ食べて、ゆっくり休んでから(特にそーた!!)、また夏を頑張ろう!!
男子11時スタート、女子11時半スタート。曇ながら高温多湿な消耗戦。エリートレースより激しい学生レースのバトルは意地のぶつかり合い。
昨年は入賞まであと一歩の7位だったよねちゃん。この1年でスイムは勿論上げ、バイクも強い選手に成長しラップ7位、そしてもはや言葉もいらないラップ2位のランで驚異的に追い上げ4位、初の入賞。
スイムを先頭集団で上がった主将はじめちゃん、実力通りを出せるようになったのが今年の成長。しかし「追うレース」の苦手さを露呈して、バイクは実力が出ず、ランもキープが精一杯。それでも6位入賞はさすが。本人的には悔しい一戦。
今期成長率No.1はこの男、いのうえ!!トライアスロン"は"優等生タイプながら、一歩踏み出せないレース展開の昨年ルーキーイヤー。しかし今年は、前を抜く快感が才能を開花させ、練習でも見せる根性を武器に、「可も無く不可も無く」から「ハイアベレージ」な優等生に進化、ラップ4位のランで見事追い上げ7位、部内三番手の座を支える気持ちがまた強くさせる。
相変わらずの神経系の具合の悪さから、例年以上に弱気なみずの。特にスイムで調子が悪く、「バイクで○人抜いて、ランで○人抜けば予選通過の81位でしょ、それくらはできるでしょ」と、レース前から世話の焼けるM2生。しかし通過ボーダー上でスイムアップすると、バイクスタートのその目は既に暴君モード発動、ラップ5位のバイクと、ラップ6位のランで、後輩達を叫びながら追いかけ回して11位。
昨年より順位を上げて、タイムも伸びた15位そーた。しかし、春先の絶頂期から見ればやはり物足りないのは自分が一番悔しいはず。もどかしさで練習が悪循環になっているのでは。練習好きは休養が必要。あとは経験は申し分無いんだから、インカレ前ラスト2週間の集中でもっと変われるはず。
左膝の故障で練習を積めていなかったひびや。インカレで絶対に必要になるランの大砲は、痛くてジョグでの予選通過狙い。しかしスイム・バイクの実力アップは隠し切れず、テーピングで膝の心配も無く、ランもさらっと流しても17位。膝の調子も見つつ、まずは今年はインカレのスタートラインに立つこと。
端艇部仕込みのマッスルを携えて入部の2年生ふじ。下馬評通りで予選はぼちぼちで通過するだろうと思いきや、ラップ9位のバイクでみずのを、ランでひびやをそれぞれ視界に入れながら追い掛け回し、終わってみればひびやに次ぐ18位にて予選通過。経験を積んだ先が更に楽しみなルーキー。
本番での強さを見せたのはさわだ。これまでの試合で見せたことのないバイクでラップ10位を叩き出して70人抜きのジャンプアップで一気に予選通過圏内へ。あとは持ち前のランでも上げ続け、昨年の自分からもジャンプアップの25位でフィニッシュ。ギリギリの通過を予想していただけに、ここぞで実力を発揮した。
さわだと同じく、予選通過を目指して1年間過ごしてきたまえだ。実力者ぞろいの先輩達に囲まれて、一歩ずつチカラをつけてきた。それを物語るようなレース展開で一つずつ着実に順位を上げ、49位にて予選通過。よく集中して頑張った!!
1ヶ月前にどれだけ仕上がっていなくても絶対に合わせてくるので、予選通過という点では全く心配無いセンスの男とやま。しかし見事なランの落ちっぷりで流石にドキドキだったが、なんとか滑り込み70位で通過。まったくもう、ハラハラさせて~。
嬉しい誤算!!と言っては申し訳ないけれど、2年こーくんが71位で予選通過!!言葉少ないながらもいつも黙々と練習してきた。バイク終了時点ではまだまだ圏外ながら、サバイバルのランで驚きのラップ18位で一気に50人抜き。「通過しちゃいました!!」と、この笑顔☆頑張ってきた努力の成果。今年の夏は楽しいぞ~。
たいじゅチルドレンと双璧を成す、今のJを支える優良な血統、じゅくこー野球部出身。なかじま・みずの・よねだの直系の後輩1年ひろせ。先輩の背中を追って成長有るのみ。
練習始動がもう2ヶ月早ければ、しっかりとしたレースを走れただろう第2のセンスの男てらみつ。
さすがのスイムは部内2位の1年やまぐち。バイクよりランが好きだそうだが、バイクから先行逃げ切りもいいんじゃない?
練習参加率の高い1年あおき。これが勝負の場、これもトライアスロン。
久々、やなぎさわ。ちょっと太った?
スーパールーキーふなっちゃん。ランの実力は突き抜けているし、スイムも経験者。本人は不安だったようだが、みんなの予想以上の13位で見事予選通過。1年生での通過はかえちゃん以来、歴々の女子選手同様の期待がかかる。
苦手のスイムを海練の猛特訓で鍛えたただちゃんは、得意のバイクで上げて24位で予選通過。インカレの舞台に立つということで意識が変われば、またアスリートレベルが上がるでしょう。
自分のレースを終え、感謝の言葉と悔しさの涙で現れたはじめちゃん。お台場の予選の関東選手権と、インカレの予選の関カレ。エースとしての牽引と、キャプテンとしてのまとめ。色々と難しい数ヶ月だっただけに、ここぞと言う気迫がここ最近は見えなかったので、この結果はおかしくはなかった。しかし、はじめちゃんが率いたチームは関東で見事に圧勝。インカレでは誰がエース?意地を見せてくれるよね。
何度も書いちゃうけど、見事二連覇!!団体順位は各校上位3名の合計タイムに因る。しかしチーム総力戦で掴んだ優勝。写真を撮ってくれたkodoくんが「イイ写真だ~」と羨む一枚。イイ笑顔だ!!イイチームだ!!
二連覇の立役者、6位入賞のはじめちゃんと、はじめちゃんにあと5"と迫った7位いのうえ。二人はたいじゅチルドレン。渡米前の最後の応援に来たたいじゅパパに、これ以上無い見事な恩返し。どんだけ突っ張ってたって、やっぱり嬉しいたいじゅ先生。なおちゃんと育児を放棄して来た甲斐が有ったね♪
行きも帰りも鉄猿車は、大学関係無く日頃から現役生が(主に鉄猿も?)お世話になっている面々。もっさん、はらださん、kodoくん、それと後輩ひろかず。加齢臭以上に変態度の篭った車中で、応援と日焼けに追い討ちをかけるような抱腹絶倒で21時には帰宅。現役もOBOGも運営も地元もおつかれさまでした~。